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マンガ広告!伝わるデザインのための15の黄金要素とは?(クチコミ設計・リピート集客・値上げの言語化ヒント)

マンガ広告, 値上げテクニック+ヒント

成功するマンガチラシに必要な要素

弊社は、単に「きれいなデザイン」を作ることはありません。
お客様の心に響き、行動を促し、そして「この価値ならお金を払ってもいい」「誰かに教えたい」と思わせる「伝わるデザイン」を企画+デザイン・制作を心掛けています。

下記の「伝わるデザイン!マーケティング黄金要素15選」をチラシやWebデザインに組み込むことで、メッセージの浸透力は劇的に向上します。(値上げの際にも使える要素も、いくつかあります)

コマツマヨさんのインタビュー記事
集客マンガ広告の素材

【1】ビフォーアフターを見せる

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変化を最も視覚的、かつ感情的に訴えかけるのが「ビフォーアフター(Before/After)」です。
特に、お客様が抱える「痛み」や「不満」が解消される様子を見せることで、説得力が格段に増します。

● 解説:理想的な姿だけではなく、現在の「困っている状態」を具体的に見せることが重要です。そのギャップが、商品導入の緊急性と価値を強調します。

● 事例 ───

↳ 美容:「疲れきってくすんでいた肌」→「内側から輝くようなツヤ肌」

↳ 片付け:「モノで溢れ、ごちゃごちゃしたリビング」→「家族が笑顔で寛げる、すっきりした空間」

↳ 研修:「プレゼンでオドオドしていた社員」→「聴衆を魅了し、大きな拍手を受けるリーダー」
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【2】困った状況(不満)を見せる!

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お客様の現在の「困った状況」や「深い悩み」を代弁。
共感とともに、メッセージに対する親近感と関心度を高めます。

● 解説:冒頭でターゲットの痛いところを突くキャッチコピーや画像を用いることで、「これは自分のための情報だ」と認識させ、読み進める動機を作ります。

● 事例 ───

↳ 「また、今年も夏休みが終わりそう… 子どもの自由研究、まだ手付かず…焦っていませんか?

↳ 「鏡を見るたびに『ハァ…』とため息。もう、昔のハリツヤは戻らないと諦めていませんか?」

↳ 「毎月の変動する電気代にヒヤヒヤ…。このままでは家計が持たないと不安を感じていませんか?」
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【3】何かに例える!

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抽象的で理解しにくい内容や、新しすぎてイメージしにくい商品を、「誰もが知っている既存のモノや概念」に例えることで、一瞬で理解しやすくなります。

● 解説:難しい専門用語や性能を、親しみやすく、わかりやすい言葉やイメージに変換し、直感的な理解を促します。

● 事例 ───

❌「このバッテリーは15,000mAhの容量があります。」
   ↓↓↓↓↓
⭕️「あなたのスマホを約5回満充電!まるでコンセント持ち歩くような安心感。」
(手に入る「安心感」をコンセントの利便性に例える)

❌「ナノレベルの特殊なコーティング技術です。」
   ↓↓↓↓↓
⭕️「塗装面は、透明なガラスの鎧!。水垢を寄せ付けない、圧倒的なツヤと保護力。」
(手に入る「保護力」を「鎧」に例える)
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【4】ベネフィット(手に入る未来)を描く

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商品は単なる「モノ」や「サービス」ではありません。
お客様がそれを手に入れた結果、得られる「良い未来」「手に入る快適さ」こそが、本当の価値です。
このベネフィットを鮮明に描き伝えることで、購入への意欲が飛躍的に高まります。

● 解説:商品の機能(スペック)ではなく、機能が生み出す結果に焦点を当てます。お客様が抱える問題が解決した後の、理想の生活や感情を訴えかけます。

● 事例 ───

❌「高性能な静音設計の掃除機です。」
   ↓↓↓↓↓
⭕️「赤ちゃんが眠っている隣で、気兼ねなくお掃除完了。心にゆとりが生まれる静かな暮らしを。」(手に入る「ゆとり」や「安心」)

❌「英語学習アプリ、単語1000語収録。」
   ↓↓↓↓↓
⭕️「海外出張で自信を持って話せる!通訳なしで商談を成功させる未来へ。」(手に入る「成功」や「自信」)
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● ベネフィットとは?
  手に入る未来
  気づいていない不満の言語化など
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発想&表現のヒント
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美味しさ
→ そのままでも美味しい!でも、◯◯すると更に美味しくなる…
→ ◯◯の部分が、◯◯なので美味しくなる…
→ 厳選された◯◯素材は、冷めても美味しく…
→ ◯◯と一緒に食べると美味しく…

速い!時短!
→ カンタン予約!画面上で◯◯出来る!
→ 5分で30%充電!40分で完全充電


便利さ / メリット
→ 皮を剥かずに、すぐ食べられる
→ 
→ 

軽い! →

カンタン!シンプル! →

小さい!細い!薄い! →

多い!!! →

本格的!歴史的! →

強い!頑強! →

すごい! →

多機能! →

新技術! →

精密! →

賢い!ラクできる♪ →

おいしい!新鮮! →

温かい!冷たい! →

健康的! →

カッコいいデザイン! →

環境にやさしい♪ →

他にない!オンリーワン! →

お悩みを解決する! →

安心♪ 守ってくれる →

バリエーションが豊富 →
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マンガ販促に必要な要素

【5】フクザツな内容を図解にする

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専門的・複雑なメカニズムや手順は、文章で説明するとすぐに離脱を招きます。
図解を用いることで、見る側の理解コストを最小限に抑えます。

● 解説:抽象的なプロセスや構造を、フローチャート、ピクトグラム、イラストなどで視覚化します。特に「なぜ効くのか?」というロジックを説明する際に有効です。

● 事例 ───

↳ サプリメント:栄養素が体内で吸収され、目的の部位に届くまでの「3ステップ」を矢印で表現する。

↳ サブスクサービス:「申し込み」→「初回カウンセリング」→「サービス開始」の流れを、アイコンと短い文章でまとめたフローチャート。

↳ 保険:「保険金支払いまでのシンプルな3つのステップ」を円グラフやインフォグラフィックで表現。
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【6】擬人化する

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商品が持つ機能や、抽象的な概念を、あたかも感情や意思を持つキャラクターのように扱うことで、親しみやすさやストーリー性が生まれます。

● 解説:特に無機質な商品や技術に人間味を与え、感情移入しやすいデザインにします。

● 事例 ───

↳ AIアシスタント: 「24時間働くあなたの秘書『Ai-chan』にお任せください。」(親しみやすいキャラクターと名前を与える)

↳ 住宅の断熱材: 「冬の寒さを絶対に家に入れないガードマン。それが私たちの高気密断熱材です。」(機能に役割と人間味を与える)

↳ 腸内フローラ: 「お腹の中で頑張る50兆の味方たちを応援する乳酸菌サプリ。」(菌を応援対象として描く)
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【7】物語にする

商品の開発秘話、創業者の熱い思い、あるいは商品を使ったお客様の成功体験などを物語として語ることで、感情に訴えかけ、ブランドへの愛着(ロイヤリティ)を深めます。

● 解説:人はデータよりも物語に共感し、記憶に残します。特に高額商品や価値観を重視する商品で強力な武器となります。

● 事例 ───

↳ 「たった一人の肌の弱い母のために、10年の歳月をかけて開発した無添加石鹸。娘を想う愛から生まれた奇跡のレシピ。」(開発の背景にあるストーリー)

↳ 「倒産寸前の町工場が、最後の技術を結集して生み出した、一生モノのフライパン。」(逆境からの復活ストーリー)

↳ お客様の「失敗と葛藤」から「商品との出会い」そして「成功という未来」に至るまでの詳細な体験記。
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【8】何かと比較する

競合製品や、お客様が今まで行ってきた従来のやり方と明確に比較することで、自社の優位性を際立たせます。
値上げをする際には、「旧製品と比べて何がどう良くなったのか」を明確にするのに特に有効です。

● 解説:比較する際は、自社にとって都合の良い項目だけでなく、お客様が本当に気にしている項目(価格、時間、安全性など)を選ぶべきです。

● 事例 ───

↳ 「従来の〇〇方式 vs 新開発の△△方式」の対比表を作成。
(従来の〇〇方式)時間:1時間 / 結果:一時的 / 費用:安いがランニングコスト高

↳ (新開発の△△方式)時間:10分 / 結果:永続的 / 費用:初期費用は高いがトータルコスト激減

↳ 「一般的なプロテインと当社のホエイプロテインの吸収スピードの違い」を折れ線グラフで比較。
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販促マンガで効果の高い要素

【9】商品や使用シーンを見せる

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機能やスペックを説明するだけでなく、お客様が実際に商品を使っているシーンを具体的に見せることで、購入後のイメージを湧かせます。

● 解説:ターゲット層に近いモデル(ペルソナ)を使用し、リアリティのあるシチュエーションを描写します。「自分の生活に溶け込んでいるイメージ」を持ってもらうことが目的です。

● 事例 ───

↳ キャンプ用品:テントが張られた美しい星空の下で、家族が暖かく焚き火を囲んでいる「理想の休日」の情景。

ビジネスツール:忙しいオフィスで、新ツールが導入され「社員が笑顔で定時退社」する様子。

キッチン家電:料理初心者でも「簡単にプロのような料理」を作って、家族に褒められているシーン。
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【10】グラフ化・数値化する

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定性的で曖昧になりがちな情報を、客観的なデータ(数値)に落とし込み、説得力を強化します。
特に値上げの根拠や効果の裏付けとして必須の要素です。

● 解説:「たくさん」「すごく」といった形容詞ではなく、「93%」「平均30%改善」「年間120時間削減」のように具体的な数値で表現します。

● 事例 ───

↳ 「導入後のお客様の顧客満足度98.5%」を大きく表示。

↳ 「従来の製品と比べ、耐久性が2.5倍に向上した」ことを棒グラフで示す。

↳ 「たった1週間で−2kgを達成した方の割合:78%」を円グラフで表現。
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【11】対象者(ターゲット)を出す

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「誰にでも」向けたメッセージは、「誰にも」届きません。
メッセージの冒頭やデザインの視覚的要素で、特定のターゲットに呼びかけ、引きつけます。

● 解説:ターゲットを限定することで、逆にその層からの「これは私のための商品だ!」という反応を引き出せます。

● 事例 ───

↳ 「『ひとり社長』で、バックオフィス業務に疲弊しているあなたへ」

↳ 「子育てと仕事の両立に奮闘する、30代のワーキングマザーのための時短レシピ」

↳ 「『定年後の趣味探し』で悩んでいる50代・60代の男性へ」
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【12】ガイド役・キャラクターに案内させる

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信頼できる専門家、親しみやすいマスコット、あるいはお客様の理想の姿を体現するキャラクターをガイド役として配置し、複雑な情報をわかりやすくナビゲートさせます。

● 解説:ガイド役は、情報の信頼性を担保したり、感情的な共感を生み出す役割を果たします。特に教育的な内容や専門的なサービスで有効です。

● 事例 ───

↳ 保険:笑顔の「ファイナンシャルプランナー」が、複雑なプランを図解で解説する。

↳ 学習教材:モチベーションが高く、すでに成功した「先輩受講生」が、体験談を交えながらメリットを語る。

↳ 企業のサービス:親しみやすいマスコットキャラクターが、サービスの利用手順をステップごとに案内する。
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マンガ広告の素材

【13】エビデンスを出す

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効果や信頼性を主張する際、その裏付けとなる公的な証拠(第三者機関のデータ、認証、受賞歴など)を提示します。

● 解説:クチコミやリピート率を高めるには、信頼性の構築が不可欠です。客観的な裏付けがあることで、安心して購入(利用)の決断ができます。

● 事例 ───

↳ 「モンドセレクション最高金賞受賞」のロゴとトロフィーの写真。

↳ 「第三者機関による肌への安全性テスト済み」の証明書の一部を抜粋。

↳ 「〇〇リサーチ調べ リピート率95.8%」という具体的な調査結果の引用。

↳ 専門家(医師、弁護士、大学教授など)の推薦コメントと顔写真。
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【14】シズル感を出す

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特に食品や五感に訴える商品において、その魅力を最大限に引き出す手法です。
見る人の食欲や購買意欲を本能的に刺激します。

● 解説:視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚に訴えかける表現や写真、動画を用います。「いかにも美味しそう」「触ってみたい」と思わせるディテールにこだわります。

● 事例 ───

↳ 食品:焼きたてのパンから立ち上る湯気、肉汁が滴るステーキ、キンキンに冷えたグラスについた水滴。

↳ 素材:ふわふわのタオルの繊維の質感、磨き上げられた革製品の光沢。

↳ 音:コーヒーを淹れるときのドリップ音、サクサクとした揚げ物の食感を表す言葉。
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【15】誤解を解く/新常識など

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お客様が購入や利用を検討する際に抱きやすい「誤解」や「不安」を先回りして解消することで、クロージング率を高めます。
これは、特に値上げや独自のサービスにおいて、お客様の納得感を深めるために重要です。

● 解説:FAQ形式や「〇〇ではありません」といった否定的な表現で、お客様の心のブレーキを外します。

● 事例 ───

↳ 「『高額だから成果が出なかったらどうしよう…』と思っていませんか? いいえ、成果が出なければ全額返金保証です。」(価格への不安を解消)

↳ 「このサービスは『専門家だけが使う難しいツール』ではありません。初心者でも10分で操作できます。」(難易度への誤解を解く)

↳ 「『この価格だから、サービス内容が劣っているのでは?』というご心配はいりません。余計な広告費を徹底的にカットした結果、この価格が実現しました。」(低価格/高価格への疑問を解消)

まとめ

これらの15の要素は、単なるテクニックではなく、お客様の感情と論理の両方に働きかけるコミュニケーション戦略です。特に「ベネフィット」「ビフォーアフター」「数値化」「エビデンス」を組み合わせることで、「高額だが納得できる」という価値観を生み出し、結果としてクチコミとリピートが生まれるデザインを実現できます。
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