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こんにちは、レフズ合同会社 太田順孝と申します。
商工会議所さま/納税協会さま/企業さまより、「クチコミ・リピート」「値上げ」に関するセミナーや講座・研修などを依頼を受け登壇させて頂いております。
また年間契約のクライアント等の販促企画・デザイン+相談などサポート中です。
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この時期になると「ハロウィン集客」の検索が増えますね。
▼ハロウィン イベント集客アイデアと注意点(1)
https://www.refs.jp/sales-promotion/4679/
▼ハロウィン イベント集客アイデアと注意点(2)
https://www.refs.jp/sales-promotion/4686/
▼ハロウィン集客イベントアイデア事例
https://www.refs.jp/sales-promotion/area-customers/10289/
━━━ 目 次 ━━━
【1】なぜハロウィンイベントがクチコミ・リピートに強いのか?
(目安)ハロウィンイベントスケジュール
【2】飲食店ハロウィンアイデア事例
【3】工務店のハロウィンアイデア事例
【4】美容室のハロウィンアイデア事例
【5】物販店ハロウィンアイデア事例
【6】まとめ
今年もハロウィン集客やハロウィンPRの仕込みが佳境です。
中西怪奇菓子工房。@豊中さんが繁忙期になりそうな時期ですね。
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ハロウィン大盛況イベントといえば「USJ〜ユニバーサルスタジオジャパン」が真っ先に浮かびます。
本気のゾンビは楽しめますし、SNSなどで拡散したくなります♪
昨年はAdoの曲に合わせたゾンビダンスも人気でした。
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▼ 池袋ハロウィンコスプレイベントも、定着しつつある感じですかね♪
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▼ このような地域活性化的なハロウィンイベントもありますね♪
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【ハロウィン集客】クチコミとリピートが増えるイベント企画事例と考え方+具体的なイベントアイデア2025年度版
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毎年盛り上がりを見せるハロウィン。ただ仮装するだけではもったいない!
今年はあなたのビジネスを飛躍して楽しくなる、「クチコミとリピートに繋がる戦略的なハロウィンイベント」を仕掛けませんか?
今回の記事では、飲食店・工務店・美容室・物販店という異なる業種に特化し、それぞれのビジネスモデルに合った具体的なハロウィンイベントのアイデアを解説します。じっくりヒアリングなしの「解像度はやや低めのアイデア」かもしれませんが、実践できるような具体例を参考に、あなたのビジネスをハロウィンの魔法と楽しさで彩りましょう!
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なぜハロウィンイベントが「クチコミとリピート」に強いのか?
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ハロウィンは、単なる季節イベントではありません。
参加者が行動的になる「秋」。
自然と写真を撮りたくなるような「非日常感」と「フォトジェニックな要素」が満載の場所へは、ついつい足が向く季節になります。
つまり「楽しそう♪」「面白そう!」を感じる内容を発信するだけで、来店や購入につながりやすい。
しかも、クレジットのボーナス払いなどの選択も出来る時期というイメージを持つことが大切です。
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● SNS拡散の好機
仮装やデコレーションはSNSでシェアされやすく、イベントの様子が自然と拡散されます。
つまり(デジタルな)クチコミです。
これにより、新規見込み客への認知度アップ→新規集客に繋がります。
最近のSNSアルゴリズムは、フォロワー以外でも興味関心が近い(高い)利用者に表示されるようになりました。
ビジュアルを活用して「思いがけない出逢いガシラ」の機会を意識した投稿することをオススメします。
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● 体験価値の提供
物販やサービスだけでなく、「楽しい体験」を提供することで、顧客の記憶に深く刻まれます。
この「楽しかった」というポジティブな感情が、リピートや友人への紹介を促します。
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● 顧客エンゲージメントの向上
顧客がハロウィンイベントに「参加する」ことで、店舗やブランドへの愛着が深まります。
一方的な情報発信だけでなく、双方向のコミュニケーションが生まれるチャンスです。
これらの要素を最大限に活用し、今年のハロウィンは「ただのイベント」で終わらせず、「未来の顧客」を生み出すための投資にしていきましょう。
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● ハロウィンイベント スケジュール(案)
8月末までにハロウィンメニュー開発&イベント企画+準備(仮)
9月初旬よりSNSで案内/店内告知(仮)
9月下旬よりハロウィンメニュー提供開始(仮)
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【業種別】クチコミ+リピート集客:ハロウィンイベントアイデア
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それでは、個別ヒアリングなしのため…やや解像度が低いかもしれませんが、イメージしやすい具体的なアイデアを綴っていきますね。
【 飲食店 】味覚と視覚で顧客を魅了するハロウィン体験
飲食店にとってハロウィンは、限定メニューや空間演出で顧客の心を掴む絶好の機会です。
スケジュールの目安としては
8月中旬までにハロウィンメニュー開発(仮)
8月末までに撮影+SNS設計(仮)
9月初旬よりSNSで案内/店内告知(仮)
9月下旬よりハロウィンメニュー提供開始(仮)
在庫を抱えなくて良い、作り置きを出来るだけしないMENUを考える。
スペシャルなハロウィンMENUは事前予約制など、注文+提供シナリオを検討
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《 限定メニュー 》「◯◯闇鍋」ならぬ「魔女の晩餐」コース
▼ アイデア ───────
ハロウィン期間中限定で、見た目も名前もユニークな「◯◯闇鍋」「◯◯魔女の晩餐コース」などを提供。
鍋の具材をハロウィン的に盛り合わせ、真っ黒なイカスミパスタを「魔女の髪の毛パスタ」、目玉を模したデザート「ギョロ目ゼリー」など、ネーミングとビジュアルに徹底的にこだわる。
▼ クチコミ・リピート施策 ───────
SNS投稿キャンペーン
⇒「#(店名)の闇鍋」「#◯◯魔女の晩餐」をつけて投稿してくれた方には、次回使えるドリンク2杯チケットをプレゼント。
リピート特典
⇒コース利用者に、次回使える「呪文割引券(特定のメニューが割引になる券)」を配布。
ファミリー向け
⇒子ども向けの「ハロウィンminiプレート」を用意し、家族での来店を促進。
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《 空間演出 》「お化け屋敷」ダイニング体験
▼ アイデア ───────
店内の一部を薄暗くし、蜘蛛の巣やコウモリ、ガイコツなどで装飾。スタッフも簡単な仮装をして接客。BGMも選定し、食事中に突然効果音を流すなどの仕掛けも。
▼ クチコミ・リピート施策 ───────
フォトブースの設置
⇒お化け屋敷風/ハロウィン的なフォトブースを設置し、撮影した写真をSNSでシェアするよう促す。
来店記念グッズ
⇒ハロウィンデザインのコースターやランチョンマットを配布。
恐怖度選択制
⇒「怖さ控えめエリア」と「ガチ怖エリア」を設けて、顧客の好みに合わせる。
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《 体験型 》「モンスターカクテル」ワークショップ
▼ アイデア ───────
プロのバーテンダーが、ハロウィン限定のオリジナルカクテルの作り方をレクチャー。参加者自身がカクテルを作り、その場で試飲。ノンアルコールカクテルも用意し、誰もが楽しめるようにする。
▼ クチコミ・リピート施策 ───────
作品SNSシェア
⇒参加者が作ったカクテルを写真に撮り、SNSで共有してもらう。「
#オリジナルモンスターカクテル」などのハッシュタグを推奨。
次回割引券
⇒ワークショップ参加者限定で、次回の来店時に使える「カクテル半額券」をプレゼント。
レシピカード配布
⇒作成したカクテルのレシピカードを持ち帰れるようにし、自宅での再現を促す。
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【 工務店 】家と暮らしに遊び心をプラスするハロウィン提案
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工務店にとってハロウィンは、単なる「家を建てる」だけでなく「暮らしを豊かにする」提案ができるチャンスです。
《 見学会 》「魔女の隠れ家」モデルハウス見学
▼ アイデア ───────
モデルハウス内をハロウィン仕様にデコレーション。子供向けの宝探しゲームを仕掛けたり、隠された「魔女の秘密の部屋」を見つけ出す体験を提供。
▼ クチコミ・リピート施策 ───────
フォトコンテスト
⇒「#我が家のハロウィン飾り付けアイデア」をテーマにしたフォトコンテストを開催し、参加者には住宅相談無料券や住宅設備割引券をプレゼント。
ワークショップ
⇒「ハロウィン飾り付けDIY教室」を同時開催し、参加者に手作りの飾りを持ち帰ってもらう。
子ども向け特典
⇒仮装して来場した子供にはお菓子のプレゼント。親御さんには住宅関連のパンフレットを配布。
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《 相談会 》「お化けと暮らす家」相談会
▼ アイデア ───────
ハロウィンの装飾を施した相談スペースで、家のリフォームや新築の相談会を実施。「収納不足を解決する魔法の棚」「光を取り込む魔術の窓」など、ハロウィンにちなんだユーモラスなネーミングで住宅設備を提案。
▼ クチコミ・リピート施策 ───────
限定特典
⇒相談会参加者限定で、住宅設備アップグレード割引券や、設計相談無料券を配布。
紹介キャンペーン
⇒相談会に参加後、友人を紹介して契約に至った場合、双方に特典を付与。
専門家とのコラボ
⇒インテリアコーディネーターや照明デザイナーを招き、ハロウィン装飾のヒントや、普段使いできるおしゃれな飾り付けのコツをレクチャーしてもらう。
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《 DIYワークショップ 》「ハロウィンミニチュアハウス」作り
▼ アイデア ───────
端材や廃材を活用し、子供から大人まで楽しめるミニチュアハウスのDIYワークショップを開催。ハロウィンをテーマにした装飾を施す。
▼ クチコミ・リピート施策 ───────
完成品SNS投稿
⇒作成したミニチュアハウスをSNSで投稿してもらい、優秀作品には工務店オリジナルグッズや、次回ワークショップ無料券をプレゼント。
家族参加割引
⇒家族での参加を促すため、複数名での参加で割引適用。
住宅展示への誘導
⇒ワークショップ後にモデルハウスの見学を促し、住宅への興味を引き出す。
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【 美容室 】美と変身を楽しむハロウィン提案
美容室は「変身」を提供する場所。ハロウィンの非日常感を活かして、顧客の美への探求心を引き出しましょう。
《 限定メニュー 》「◯◯◯変身」ヘア&メイクプラン
▼ アイデア ───────
ハロウィン期間中限定で、映画やアニメなどのキャラクター◯◯◯をテーマにしたヘアメイクプランを提供。
普段とは違う大胆なスタイルを提案し、新しい自分を発見してもらう。
▼ クチコミ・リピート施策 ───────
ビフォーアフターSNS投稿
⇒施術前後の写真をSNSで投稿してもらい、最も「いいね」を集めた投稿者には、次回施術半額券をプレゼント。
ハロウィンイベント割引
⇒ハロウィンイベントやパーティーに参加する旨を伝えてくれた顧客には、さらに割引を適用。
メイクレッスン
⇒希望者には、ハロウィンメイクのワンポイントレッスンも提供。
《 体験型 》「魔女の秘薬」ヘッドスパ体験
▼ アイデア ───────
通常のヘッドスパに、ハロウィン限定の「魔女の秘薬」と称した特別なアロマオイルやトリートメントを使用。神秘的なBGMと照明で空間を演出し、非日常的なリラックス体験を提供する。
▼ クチコミ・リピート施策 ───────
使用アイテムの販売
⇒ヘッドスパで使用したアロマオイルやトリートメントを店内で販売し、自宅でのケアを促す。
次回割引券
⇒ヘッドスパ利用者には、次回利用できる「呪文(特定の施術)割引券」をプレゼント。
友達紹介キャンペーン
⇒「魔女の秘薬ヘッドスパ」を紹介した人、された人双方に特典を付与。
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《 フォトブース 》「妖艶ヘア」フォトスタジオ
▼ アイデア ───────
ハロウィンをテーマにした特別なフォトブースを店内に設置。施術後に、仮装アイテムや小道具を使ってプロ仕様の撮影ができるサービスを提供する。
▼ クチコミ・リピート施策 ───────
写真データプレゼント
⇒撮影した写真データは無料でプレゼントし、SNSでの拡散を促す。
来店記念SNS投稿
⇒来店時に撮影した写真をSNSに投稿すると、次回使える割引券をプレゼント。
スタイリングレクチャー
⇒撮影したヘアスタイルを自宅で再現できるように、スタイリングのコツを簡単にレクチャー。
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【 物販店 】購買意欲を刺激するハロウィン限定品と演出
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物販店は、限定商品や魅力的なディスプレイで、顧客の「欲しい!」という気持ちを最大に引き出すことができます。
《 限定商品 》「魔女の呪い」福袋
▼ アイデア ───────
ハロウィンの時期に合わせた、特別な福袋を販売。「何が入っているか分からない」というワクワク感を演出し、「魔女の呪い」というネーミングでミステリアスさを加える。
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▼ クチコミ・リピート施策 ───────
SNS開封動画コンテスト
⇒購入した福袋の開封動画をSNSに投稿してもらい、最も面白い動画には豪華景品をプレゼント。
リピートクーポン封入
⇒福袋の中に、次回来店時に使える「謎の暗号クーポン(特定の期間に利用できる割引クーポン)」を封入。
レアシークレットアイテム
⇒ごく一部の福袋に、めったに手に入らないレアアイテムを忍ばせ、リピート購入を促す。
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《 店舗装飾 》「ゴーストショップ」体験
▼ アイデア ───────
店内全体をハロウィン仕様にデコレーション。薄暗い照明、BGM、さらに店内に隠された「お化け」を探すゲームを設置するなど、来店自体がアトラクションになるような工夫を凝らす。
▼ クチコミ・リピート施策 ───────
「お化け探し」キャンペーン⇒店内に隠された特定のお化けを見つけると、割引券やお菓子をプレゼント。
フォトスポット
⇒インパクトのあるハロウィンフォトスポットを設置し、SNSでのシェアを促す。
限定ノベルティ
⇒ハロウィンデザインのショッパーやラッピングを提供し、特別感を演出。
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《 ワークショップ 》「ハロウィンアイテム」DIY教室
▼ アイデア ───────
販売している商品(例えば、文房具店なら紙やペン、雑貨店なら布や小物)を使って、ハロウィンにちなんだオリジナルアイテム(オーナメント、マスク、リースなど)を作るワークショップを開催。
▼ クチコミ・リピート施策 ───────
作品SNS投稿
⇒参加者が作成した作品をSNSに投稿してもらい、優秀作品には商品券をプレゼント。
材料キット販売
⇒ワークショップで好評だった材料をキットにして販売し、自宅での制作を促す。
材料購入割引
⇒ワークショップ参加者限定で、関連商品の購入時に割引を適用。
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イベントを成功させるための共通戦略:3つのポイント
どの業種にも共通して言える、クチコミとリピートを生むための重要なポイントが3つあります。
1.【記憶に残る】非日常の「体験」を提供すること
単なる「物」や「サービス」の提供に留まらず、来店した顧客が「楽しかった!」「面白かった!」と感じるような体験をデザインしましょう。人はポジティブな感情を伴う体験を忘れにくく、誰かに話したくなるものです。
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2.【共有したくなる】「フォトジェニック」な要素を盛り込むこと
今の時代、SNSでの共有は最強の広告です。思わず写真を撮りたくなるような、見た目のインパクトがある装飾や商品、体験を用意しましょう。ハッシュタグを設定し、投稿を促すキャンペーンも忘れずに。
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3.【繋がりを作る】「次」に繋がる仕掛けを用意すること
イベントは一回限りで終わらせてはいけません。次回使えるクーポン、イベント限定の会員登録特典、次回のイベント情報告知など、再来店や継続的な関係構築に繋がる仕掛けを必ず用意しましょう。顧客情報の獲得も忘れずに行い、パーソナライズされた情報発信に繋げましょう。
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まとめ:ハロウィンであなたのお客さまに「魔法」をかけよう!
ハロウィンは、あなたのビジネスにとって新たな顧客との出会いを創出し、既存顧客との絆を深める絶好のチャンスです。
今回ご紹介したアイデアはあくまで一例です。あなたのビジネスの強みや顧客層に合わせて、オリジナリティあふれるハロウィンイベントを企画してみてください。
重要なのは、顧客に「楽しかった!」という記憶を残し、それが「また来たい!」という気持ち、そして「誰かに伝えたい!」という行動に繋がることです。
今年のハロウィンは、ぜひこの機会に、あなたのお客さまに「魔法」をかけ、クチコミとリピートのサイクルを加速させましょう!