先日、ある方から
動画など地域プロモーションのフリがありましたので
この記事のURLを送ってみようかと
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この記事の目次
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●動画を撮影する前に考えるべきこと・必要なこと
●宮崎県小林市のプロモーション事例+分析・考察
●「登米無双」という表現で地域PR
●石田三成への愛こそすべて
●うどん県・香川県〜変遷
●おんせん県・大分県〜変遷
●高知家・高知県キャンペーン
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例えば、勝手な想像で恐縮ですが、
役所や団体の中で
「〇〇さん、地域プロモーションの動画を企画して」と
突然の担当任命+ムチャブリがあって
右も左も曖昧なまま動画を依頼して…
できあがると「キレイな動画ですね」と口にはしつつ
「本当にこれで良いのだろうか?」と「?」が明確にならないままリリースされて、
反響は少なく… なんて妄想
もちろん「キレイな動画」は、
市民の納得を得るための作品として必要かと想いますが
「反響」「効果」を望むなら
動画を撮影する前に考えるべきこと・必要なことがあります。
●動画の制作目的(どのタイプの動画を制作するか?)
●本当に動画が良いのか?(動画を作る必要性)
●誰に依頼するか?(自炊するか?その場合の機材は?)
●継続性の有無(+引き継ぎ可能か?)
【参考】動画の制作目的例
└ 観光・プロモーション動画
└ ドキュメンタリー動画
└ インタビュー動画
└ イベント告知・CM動画
└ イベントレポート動画
└ 広報誌連動動画
└ 手話動画
└ 操作説明など
たくさんの人に動画を見てもらうには?
「インパクトのある動画(仮)」を入口に、「地域良さを伝える美しい動画」を見てもらうという ひとつの流れ。
例えば、「たくさん見てもらえた」に繋がった場合
「面白い!」「ユーモアがある」などの意見とともに
少数一定数「税金を使って、何を作っているんだ!」なんて声もでてくるでしょう。
ならば、回避策として
「ウチの自治体(◯◯市)の認知度があがることによって、ふるさと納税(税収)が増えることも見越しつつ、
地域ブランド向上につながると信じて、この活動に取り組む所存…何卒、ご理解くださいませ」
というシナリオを用意しておくのも、ひとつの方法。
農林水産省広報(YouTube) も、随分…になりましたね♪
これも「反対派」への、ひとつの納得材料になるかと。
▼宮崎県小林市のプロモーション事例+分析・考察
いやぁ上手い!です。
●30秒でインパクトある動画
フランス語的な響きの「西諸弁」。
地域資産の最大限活用が素敵すぎますね♪
●フランス映画的な表現+さらりと地域資産を紹介
もともとは「ンダモシタン小林」からスタート
▼「西諸弁の神様」この動画から発展
「小さく始めて、大きく育てる」ですね。
▼このCMプランナーは、47人の地元高校生!?
http://tenandoproject.com/movie2/
▼てなんど小林プロジェクト
西諸弁に興味が湧いたら、見てみよう!
西諸弁ポスターや西諸弁Tシャツ、西諸弁LINEスタンプなど、
小林市ならではの楽しいコンテンツがいっぱい!
http://tenandoproject.com/index.html
▼小林市ポータルサイト
住みたくなったら、見てみよう!
くらしや観光の情報が盛りだくさん!
「じょじょんよかとこ、住んみやん」。
https://www.city.kobayashi.lg.jp/
同じように「地域PRソング」も、
「小さく始めて」表現がどんどん拡がっていったようです
▼自虐的ながらもSNSで見るとシェアしてしまいそうですね♪
▼「登米無双」という表現で地域PR
登米無双2 もあります♪
つい見入ってしまいます。
登米の「はっと汁」のはっと のみにクローズアップ。
この潔さが素晴らしいです!!!
つまり、たくさんの要素がなくても大丈夫。
よく「ウチは何もないですから」と自治体関係者さんは仰いますが、
視点を変えるだけで「登米無双」のような動画に繋げることは可能ですので。
▼石田三成への愛こそすべて
これはもう「教育」「刷り込み」ですね。
ただ、この動画を見て育った子どもは
しっかり石田三成について周囲に語ることができそうですね。
「長い年月かけてのインストール」が制作目的なら大成功かと。
▼このように「アンサー動画」的なものも、滋賀県民なら胸が熱くなりそうですね。
「滋賀を離れた元県民に、ふるさとを思い出してもらう」が制作目的に入っているかも。
→ ふるさと納税の税収向上 も望めそうです。
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また違ったアプローチで攻める動画もあります
本日は
地域PRプロモーション動画事例(3)
キレイな動画では効果(クチコミ・リピート+α)が少ない理由
について綴ります。
コロナ期間中は
動画に関する相談が増えつつありますね。
こんにちは
クチコミ+リピート集客の専門家
レフズ 太田順孝です。
具体的には
●リピート・クチコミが増える名刺
●クチコミが拡がるYouTube動画
●売れ続けるリピートのアイデア・企画
●「質の良いお客さま」が集まるシナリオづくり などで
皆さんのお役に立てるよう
日々研鑽しております。
売上の約90%が、
リピート・クチコミ+年間契約のお客さんからのご依頼です。
「リピート・クチコミが増える…」と言っている自分が、
クチコミやリピートが少ないと…ウソになっちゃいますからね。
地域PRプロモーション動画事例(3)
キレイな動画では効果(クチコミ・リピート+α)が少ない理由
地域プロモーションわかりやすい成功事例として
「うどん県に改名しました」
香川県観光協会の特設ページ
ですね。
香川県出身の要潤さん(当時:うどん県副知事)が
「香川県は“うどん県”に改名しました!」と宣言。
かなりのインパクトでした。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASJB2702H_X21C11A0LA0000/
当時の特設サイトには
こ一部フィクションです。うどん県への改名はありません。
けれど、香川県がうどんを愛するうどん県であることは本当です。 との記載(笑
まずは「うどん県」で「インパクト」を与えておくことで
「記憶」に残り、「期待」につながる。
2011年以来「うどん県」は、あらゆるプロモーションで活用されています。
▼新うどん県 泊まってかがわ割
https://new-kagawa-wari.com/
ちなみに香川県。
47都道府県で一番最後に設置された県だそう
(1888年 香川県誕生!までにちょっとしたプロセスはあったようですが)
つまり
「47都道府県 いちばん末っ子」なワケですね♪
↑ ↑ ↑ ↑ ↑
少し練り込むと使えそうなキャッチフレーズです。
▼おんせん県・大分県〜変遷
「おんせん県」大分の「シンフロ」これも強烈なインパクトありましたね♪
「シンフロ」は、大分県が2015年に
「おんせん県おおいた新フロジェクト」として公開した、大分県内の温泉のPR動画&テレビCM。
2016年に第2弾「Uターン促進」のPR動画、テレビCM「ゆけ、シンフロ部!」
2017年に第3弾「世界水泳選手権の日本代表を応援する特別篇」公開
この動画で、大分県=「おんせん県」と認知度も随分高くなり
地域資産を活かせた素晴らしい動画です。
「おんせん県」が浸透すれば、企画は拡げやすくなります♪
最近では、宇宙人が温泉キャンペーンを担っています。
動画もショートでユルく良い感じです。
https://uchunooita.pref.oita.jp/
大分で「宇宙人」向けサービス続々登場 宿泊割引、商品プレゼントも
「宇宙人」をターゲットにした商品やサービスが大分県で続々と生まれているとのこと。
▼高知家・高知県キャンペーン
高知出身の広末涼子さんの違った一面が観れて
いぃ加減にしぃや!
あんたらもっと自分の魅力に気づきぃや
高知家は家族みんなぁがスターや
私だけじゃぁなくって
みんなぁが輝けば
高知家がもっと輝くきぃね
この言葉が県民&元県民の心に響いたことでしょう
高知家シリーズは
広末さんから流れで「和歌子姉ぇさん」が引き継いだことも
男も 女も 知らん人でも
献杯 返杯 まとめて 間接キッスやき
県民性が伝わる素敵な歌詞ですねぇ
動画(絵)+歌詞で、高知県気質がじんわり 心地よくなりますね
▼「高知家の◯◯」いうかたちでしっかり引き継がれています
https://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/
(高知県まとめサイト)
【参考記事】https://www.refs.jp/regional-promotion/city-promotion/
▼東広島市「移住するなら東広島」(2016年10月)についてはコチラで紹介
https://www.refs.jp/regional-promotion/city-promotion/
もちろん
ここまで読んでくださった皆さまの お役に立てば幸いです。
【社長の右腕プロジェクト記事まとめ】
https://www.refs.jp/another-brain-of-management/
■お問い合わせなどはコチラ
https://www.refs.jp/contact/
▼新型コロナウイルス感染症関連
経済産業省の支援策
https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html
▼新型コロナウイルス感染症に伴う各種支援
https://corona.go.jp/action/
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