
【ご相談】
徳島でトマト農家を営んでいます。
それなりにやって行けてはいますが、
先行きは明るくないような気がします。
今後、どのようなことを考え、準備してゆけばよいでしょうか?
いつもお世話になっている方のご兄妹のトマト農家さんより
ご相談をいただきました。
実は、私の古くからのお客さまに「農家さん」がおりまして…
いまその方は、業界ではパイオニア的存在になっています。
その方がしたことは、
自分の「想い」と「商品」を、届けたい場所にダイレクトに届けること
リアルやネットを使って、いまも発展進行中です。
本日は、農家さんのプロモーション的なお話を。


こんにちは
クチコミ・リピートの専門家 レフズ合同会社 太田順孝です。
具体的には
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リピート・クチコミが少ないと…ウソになっちゃいますからね。

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農業集客 トマト農家さんからのご相談

さて、トマト農家ということですが…
売るモノは「トマト」ではない
という思考に切り替える必要があります。
今回は「商品開発」を軸に置きますので、
「体験」を売るという内容は、また後日に綴ります。
まずは「あなたしか売れないトマト」にすることが重要。
そのためには、
◎伝わる商品名
◎想いの詰まった商品名
◎インパクトのある商品名
↑↑↑↑↑↑↑
実はコレが、最も大事です!!!!!
よく勘違いされるのは「品種名」ではなく「商品名」です。
商品名を聞いた瞬間に
「見てみたい!」「食べてみたい!」「面白そう!」と感じるネーミング。
この3つの条件は、消費者はモチロンですが
マスコミも飛びつくというメリットがあります。
マスコミが飛びつくということは、無料で広告してくれるということ。
↓↓↓↓↓↓↓
広告されて「認知」されると、商品の信頼が高まります
↓↓↓↓↓↓↓
そして「認知」と「信頼」が高まると実績が上がる…
つまり、収益に結びつくということ です。
だから、ネーミングは大事なんです。
【参考記事】売れるネーミング例
https://www.refs.jp/sales-promotion/2207/
そして、その商品は
「誰が欲しいと感じてくれるのか?」
その人達に対してのアプローチを、タイミング良く行う
それが
「農家の明るい未来」
「めざす方向性」
「参加したくなる“楽しい農業”」
に、なるのだと想います。
そして、いちばんネックになりがちなのが
「流通手段」
しかしコレも
思考回路を切り替え、既成概念をズラすだけで、
ローコストにすることは可能ですし
「流通」という概念がなくことも出来るハズです♪
続きは、またお逢いしたときにでも…
ぜひ一度、徳島に遊びに行かせていただきます!!!!!
その想い、聴かせてくださいね♪
ありがとうございました。
今回の記事が、悩める農家さんのお役に立てば幸いです。
▼ 農家集客記事まとめ
https://www.refs.jp/industry/agriculture-farmer-sales-promotion/
●【クチコミ集客に関する記事│まとめ】
https://www.refs.jp/sales-promotion/reviews-customers/
●【集客チラシ等に関する記事│まとめ】
https://www.refs.jp/sales-promotion/flyer/
【追記】日々の農業経営、お疲れ様です。
先行きへの不安を感じるお気持ち、非常によく理解できます。農業経営を取り巻く環境は常に変化しており、特に近年は気候変動、資材価格の高騰、人手不足、そして市場の競争激化など、様々な課題があります。
しかし、不安を感じるからこそ、今から戦略的に準備を始めることが、今後の安定と発展につながります。
徳島でトマト農家として今後を考え、準備してゆくためのポイントをいくつか提案させていただきます。
1 . 経営の「現状分析」と「未来予測」
まず、客観的にご自身の経営を見つめ直すことが重要です。
● コスト構造の再確認
現在、最もコストがかかっている要素(例:光熱費、資材費、人件費)を洗い出し、削減の余地がないか検討します。
特にエネルギーコスト(燃料、電気)は価格変動が激しいため、節約や代替エネルギーの導入(後述)を検討します。
● 収益性の分析
品種別・作型別の利益率を明確にし、最も利益を生んでいる部分に経営資源を集中させることを考えます。
● 顧客・販売先の分析
主力としている販売ルート(市場、直販、契約取引など)のメリット・デメリットを再評価し、依存度が高すぎないか確認します。
● 気候変動リスクの評価
近年、徳島で顕著になってきた気象条件の変化(例:夏の高温、ゲリラ豪雨)が、ご自身の農園にもたらす具体的なリスクを想定します。
2. 競争優位性を確立する戦略
ただ「良いトマト」を作るだけでなく、消費者に選ばれる理由を作る必要があります。
(1)高付加価値化の追求
● ブランド化とストーリー
単に「徳島産のトマト」ではなく、「あなたの農園のトマト」として認識されるよう、栽培方法やこだわり、農園の歴史などを伝えるブランド化を進めます。
例:「環境負荷を〇〇%削減したサステナブルなトマト」「糖度〇度を保証する極上トマト」など、具体的な付加価値を打ち出します。
● 多品種・差別化品種の導入
一般的な大玉トマトだけでなく、高糖度のミニトマト、調理用トマト、珍しい色や形の品種など、市場価格に左右されにくい差別化品種の栽培を検討します。
(2)販売チャネルの多様化(6次産業化の視点も)
● 直販の強化
インターネット販売(ECサイト)、地元スーパーとの直接取引、農産物直売所、ふるさと納税など、手数料の低いチャネルを増やし、販売価格決定権を強化します。
● 加工品の検討
トマトソース、ドライトマト、ケチャップなど、売れ残ったトマトやB品を活用できる加工品開発(6次産業化)は、収益源の多角化になります。
3. 生産技術と省力化への投資
農業の未来は、技術の導入と効率化なしには語れません。
(1)スマート農業の導入
● 環境制御システムの活用
ハウス内の温度、湿度、CO2濃度、日射量などを自動で最適に保つシステムを導入し、収量の安定化と品質向上を図ります。(初期投資はかかりますが、長期的なリターンが見込めます。)
● データを活用した栽培
栽培データを記録・分析し、「経験と勘」から「データに基づいた栽培」へ移行することで、ベテランのノウハウを形式知化し、作業の標準化を図ります。
(2)省力化・コスト削減
● 自動化・半自動化の検討
葉かき、誘引などの作業を省力化する栽培方法(例:半身不随誘引)や、選果・箱詰め作業の機械化などを検討し、人件費の削減と作業効率向上を目指します。
● 再生可能エネルギーの導入
暖房費が高騰している場合、ハウスへの太陽光発電パネルの設置や、木質ペレットボイラーなどの再生可能エネルギーの利用を検討し、光熱費のブレを抑えます。
4. 外部リソースと情報収集
一人で抱え込まず、外部の力を活用しましょう。
● 補助金・助成金の活用
スマート農業の導入や6次産業化、販路拡大など、農業経営を支援するための国や徳島県の補助事業は多数あります。これらを積極的に活用し、初期投資の負担を軽減します。
農協、農業委員会、商工会などに相談し、最新の情報を入手しましょう。
● 異業種・他農家との連携
同じ地域のトマト農家や、他の作物の農家と情報交換することで、新しい技術や販路のヒントが得られます。
食品加工業者やIT企業など、異業種の知見を取り入れることも、新しいビジネスチャンスにつながります。
最終的な目標は、
「あなたのトマト」の価値を高め、コストを最適化し、外部環境の変化に強い「レジリエンス(回復力)」のある経営体制を築くことです。
【1】営発展・スマート農業関連の支援策
| 制度名(または目的) | 主な対象と目的 | 補助率・上限額(目安) | 検討ポイント |
| スマート農業の推進 | AIやIoTを活用した機械・システム導入を支援し、生産性向上と省力化を目指す国の制度。 | 補助率1/2以内、上限1,500万円(地域型・広域型により変動あり) | 3.生産技術と省力化への投資」を進める上で、初期コストを大幅に抑えられます。環境制御システム、自動選別機、ドローンなどが対象 |
| スマート農業の推進 | 新製品・新サービス開発や生産プロセスの改善に必要な設備投資を支援。(農業分野でも活用実績あり) | 中小企業:1/2以内 小規模企業者:2/3以内 | 「2.競争優位性を確立する戦略」として、トマトの加工品開発(6次産業化)のための機械導入や活用できる可能性があります。 |
| 強い農業づくり総合支援交付金(食料システム構築支援タイプ) | (詳細※要確認)農業の競争力強化や食料システム構築を支援。 | 高付加価値化や販路拡大につながる取り組みを計画する際に、担当窓口で価値確認 |
【2】資金面でのサポート
| 制度名 | 概要 | 特徴 | 検討ポイント |
| 農業経営基盤強化資金(スーパーL資金) | 認定農業者向けの長期・低利の融資制度。施設や機械の購入、長期運転資金に幅広く利用可能。 | 日本政策金融公庫の資金。補助金と異なり融資ですが、低金利で利用しやすい。 | 大規模な設備投資(ハウスの建て替えや大規模な環境制御導入)を検討する際のメインの資金調達手段となります。 |
| 農業改良資金 | 農業者等が新たな分野や技術にチャレンジする場合に、取り組みが農業改良措置と認められれば借り入れ可能な無利子の資金。 | 無利子である点が大きなメリット。 | 新しい差別化品種の導入や、未経験の省力化技術の試験導入などに活用できる可能性があります。 |
| 農業版BCP策定支援 | 自然災害や市場変動によるリスクを最小限に抑えるための計画策定を支援。 | 策定自体への支援や、災害時の復旧資材確保への補助金制度が利用可能。 | 「1. 経営の『現状分析』と『未来予測』」で挙げた気候変動リスク対策に直結します。 |
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次の一歩として
まずは、コスト削減の可能性を探るために、「徳島県で利用可能な農業経営に関する補助金・助成金」について、現時点で公募されている情報を調べてみましょうか?
ご提案ありがとうございます。不安を具体的な対策と情報に結びつけるために、まず補助金・助成金の情報に目を向けるのは大変良いアプローチです。
検索結果から、徳島県や国が実施している主要な支援策について、いくつかの重要なポイントが見えてきました。
現在、徳島県で利用可能な公的支援策は、主に「新規就農者支援」と「経営改善・スマート農業への投資」の2つに大別できます。
補助金・助成金の活用可能性(特に「未来への投資」に繋がるもの)
次の具体的なアクションプラン
これらの情報を踏まえ、不安解消と経営の安定に向けた、具体的で段階的なアクションを提案します。
(1)まずは「相談」と「計画作り」から始める
お近くの農業支援センターまたはJAの融資・営農指導担当窓口に相談し、ご自身の農園の状況(経営規模、投資したい分野)と合致する補助金・融資制度の最新情報を確認する。
「スマート農業機械等導入支援」や「ものづくり補助金」**について、「どのような投資が対象になるか」の具体的な事例をヒアリングする。
(2)「高付加価値化」の方向性を決める
「高品質化・高単価を目指す」のか、「省力化・大規模化でコストを下げる」のか、経営の軸を再設定します。
例:「高温に強い品種への切り替え」と「環境制御システムの導入」をセットで計画するなど、戦略を具体化します。
(3)加工品・直販の可能性を試算する
トマトソースなどの加工品開発に必要な設備投資(ものづくり補助金の検討)、販売ルート、必要な許可(食品衛生法など)について情報収集し、ざっくりとした収支を試算してみましょう。


>>https://www.refs.jp/seminar-2/2116/



●【クチコミ集客に関する記事│まとめ】
https://www.refs.jp/sales-promotion/reviews-customers/
この心斎橋シェアサロンを運営している一般社団法人の理事を勤めております。
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